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臨時専門職が女性の人材獲得と引き留めに果たす役割

日本の雇用市場は活況を維持し、人材獲得競争は激しさを増しています。労働市場が売り手有利に移行しつつある中、企業は雇用条件を改善したり、福利厚生を充実させたりして、市場で最も優秀な人材の確保と引き留めを図る必要に迫られています。

給与に加え、仕事と生活の調和(work-life balance)など、ほかの要素の重要性も高まっています。ただ、若い女性専門職にとっては、育児や家族の介護で長期休暇を余儀なくされた場合の処遇も、判断材料のひとつとなっています。彼女たちの多くは、長期休職期間中に新しい正社員が自分の仕事を引き継ぎ、仕事に復帰したときにはまったく関連のないポジションに追いやられ、働き続けられなくなることを懸念しています。

彼女たちのキャリアがまだ浅ければ、本人も企業も、こうした事態を問題ととらえないかもしれません。ただ、出世の階段を上る女性が増えている現在、こうした懸念の解消は、企業が直面する新たな課題となっています。高い技能を要する専門職を派遣で一時的にまかなうことは、この問題への一つの対処法です。彼らは長期休暇に入る女性スタッフと連絡を取りあって職務を引き継ぎ、穴埋めをし、職場復帰したスタッフへ職務を戻します。そのメリットは、以下のとおり明らかです。

  • 代わって職務を担当する人間がいるので、中断なく(または最小限にとどめて)業務が継続する
  • 休職者はキャリアを継続できる
  • 優秀な女性の人材を確保・引き留めることができる

大企業では、同じ部署のほかのメンバーやそれ以外の同僚が職務を穴埋めできるかもしれませんが、労働力に乏しい小企業にとって、専門職の臨時採用は非常に魅力的な解決策となり得ます。金銭面以外の利点があるわけですから、給与つり上げ合戦に参加して引き留める必要はなくなります。離職率も総じて低下するでしょう。求職者が採用通知をいくつも受け取るような売り手市場でも、自社を大きく差別化できます。